reゼロ(アニメ)再挑戦の記録 セーブポイント1まで

前に視聴した時は主にスバルのキャラが受け付けなくて早々に断念していたが、ふと再挑戦したくなったので、感想を記していく。

 

■ナツキスバル

回りくどく痛々しい言い回しと熱血スポ根的な性格が合わさって、陽キャだけど気持ち悪いオタクという嫌なリアリティを獲得している。

 

自分が関わった存在を助けることを使命として見捨てることは考えすらしないという一面を持つが、スバルが善人なのかどうかはまだ判断できない段階(最初にエミリアを手伝う時迷子探しに協力したのも恩人のエミリアを手助けする為であり、自発的な行動ではない)。現実世界への帰還を目標にするどころか思案すらしない(web版未読)点も含め、恐らく今後内面について掘り下げられていくのではないかと思っている。

 

興味深いのはゲーマーだしオタクでもあることから、異世界転移後に異世界ラノベあるあるネタを頻繁に痛々しく繰り出すんだけど、ループが始まってからはそういった面が鳴りを潜めること。ゲーム感覚でループを「攻略」する、繰り返すという思考には行きつかない。「今回は失敗したのでリセットします」とかをやらない。エルザと対面し、1人でも多くの戦力が無いとまずくね?という状況でも年齢を理由にフェルトを逃がしていて、「しくじっても次のループがあるからOK」という思考には陥っていない。むしろ毎ループをこれが最後かもしれないと捉えているように見える。

 

俺個人として好みのキャラとはいいがたいけれど、それはそれとして興味深くはある。

 

■突破方法について

セーブポイント1のループを打開したのは高度な知能による作戦とか試行回数の暴力ではなく、幸運とスバルの性格によるもので拍子抜け。

 

盗品を先に買い取って早々にその場を離れるというルートを思案したら、過程でおまけのようにラインハルトが沸いてきて知り合えた(幸運)。そして命がけでフェルトを逃がしたら、逃がしたフェルトがラインハルトを連れてきてくれた(スバルの性格から生じた行動が幸運とかみ合った)。アドベンチャーゲームとかの謎解きパズルパートで、適当にがちゃがちゃやってたら正解でしたみたいなゆるい空気を感じた。

 

今後もコレだったら流石にきちいなと思ったけれど、セーブポイント2はスバルの死に方から計画的に殺意を向けられているっぽいので楽しみです。